WordPressをPostgreSQLで動かしてみた
WordPress2.9.2をPostgreSQLで動かしてみた
WordPressで使用するデータベースは基本的にはMySQLだが、
MySQLサーバを作るのが面倒だったので、すでに使用しているPostgreSQLサーバで動かしてみた。
構成
- WordPress 2.9.2 日本語版(最新の3.1.2ではPG4WP 1.1.0が動作しなかった)
- PG4WP 1.1.0 (WordPressをPostgreSQLで動作させるプラグイン)
- PHP 5.2.3
- PostgreSQL 8.0.6
PostgreSQLのデータベースユーザとデータベースを作成
#createuser --createdb --no-adduser --pwprompt wpadmin #createdb -U wpadmin -E UTF-8 wp_hogehoge
WordPressのwp-config.phpを編集
- データベース接続情報
/** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', 'wp_hogehoge'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', 'wpadmin'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', 'xxxxxxx'); /** MySQL のホスト名 */ define('DB_HOST', '192.168.1.10');
- 認証用ユニークキー(ユーザの Cookie に格納される情報をより強固な暗号化によって守るためのもの)
PostgreSQLとは関係ないけど一応メモ
define('AUTH_KEY', 'xxxxx'); define('SECURE_AUTH_KEY', 'xxxxx'); define('LOGGED_IN_KEY', 'xxxxx'); define('NONCE_KEY', 'xxxxx');
※これは、https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/
にて自動生成してくれるのでコピペする
PG4WPを設置
プラグインはPostgreSQL for WordPress (PG4WP)からダウンロードする。
ダウンロードしたzipファイルを展開し、pg4wpフォルダをWordPressのpluginフォルダへ設置
wp-content/plugins/pg4wp
pg4wpフォルダ内のdb.phpはwp-content直下へ移動
wp-content/db.php
WordPressのインストールページへアクセス
後はWordPressのインストールページへアクセスするだけ。
http://xxxx.com/wp-admin/install.php
注意
WordPressをアップデートするときは、PG4WPもアップデートを確認する。